RiSE -囚われ少女の魔法譚- クリアしました!
RiSE -囚われ少女の魔法譚-:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
ラハシリーズの作者様の過去作品のフルリメイク版です!
今作は魔法生のシリーズとは打って変わって、
フィールドマップが登場して、よりRPGの度合が濃くなっています。
遊んでみた感覚も王道を行くRPGのそれにちなんだものになっていて、
主人公ジャックの称する冒険士という職種に沿って、
世界中を冒険することが出来る遊びの幅も広い作品です。
ゲームとしての出来だけでなく、
ストーリーだけとっても魅力的に描かれていて、
ゲームの進行度合いとともに磨きのかかるヒロイン「リセ」が、
ゴルドール邸に囚われていた頃よりから、
だんだんと前向きになっていく様はぐっと心をつかまれました。
僕は今作をプレイしてトゥルーエンドだったのですが、
この作品には複数のエンディングがあるようで、
そちらのエンディングにも少し興味がありますが、
今はトゥルーエンドの余韻に浸りたいので、
しばらくは遊ばない予定です。
作品全体のテイストはライトな作りで、
さらにゲームモードもイージーなドラマモードを選択出来るため、
このゲームを遊ぶうえでさほど困難することなくクリアまで到達できます。
しかしRPGとしてのバランスを考えると、
ドラマモードで遊んだ僕はちょっと拍子抜けしてしまったので、
違うモードで遊ぶのもまた一興かもしれません。
他にもゲームを楽しむ機能も充実して充分に存在するため、
魅力的なキャラクターを一覧から見ることの出来る、
人物レポートからみれば、キャラクターが凝られて作られていることが、
よく分かります。
例えば一件サブキャラに見られがちな、
リセの義理の三姉妹もしっかりと背景づけられて作られていることや、
伝説の踊り子アイシャの一人娘マリーシャひとりにしても、
対向するライバル、フラバーのことから伺えるバックボーンなども、
どれ一人とっても欠けては物語を語れない作りになっています。
全キャラのうちでパーティーメンバーなのに名前を忘れがちになる、
眼鏡のオルソなどは本当に影は薄いのですが、いいキャラしてますしね。
さてトゥルーエンドについては、
全世界規模での災厄に対しての救済としては、
癒しの魔女の力はまだまだささやかなものなのかもしれませんが、
すべてのひとに救いがあるというところで、
ジャックとリセの冒険はまだまだこれからというところで、
全体がまとめあげられています。
一家の秘密から始まった物語がやがて世界を巻き込む大波乱となる、
なんともロマンあふれるストーリーでした!
楽しいひと時を有難うございました!