存命
やはり、温かい南国に行きたいかな、冬になると思うことなんだが、
南国で温かくすごしているなら、気分も悪くないはずだけど、
僕は働けないから、どこにいっても喰えないんだろうなとは思う。
働けない理由が特にないけれど、
自分から働こうという意志がうまく紡げない、
人任せになってしまう、
人が引っ張っていってくれたなら、
僕もはたらけるのだけど、
そうやって引っ張ってくれる人が何よりも大事で、
ニートは支援者というより、
ブリーダーが必要なんだと思う、
手綱つけて、あっこはああ歩く、
これが出来たら御褒美が貰える、
あっちにいったらあれを探してきて、
できなかったら命令の仕方を変える。
しからない、躾ける。
実際、働かないで、自分の意志を働かさせないでいると、
いつのまにか、自分の意志と乖離して、頭の中に浮かんだ文字列を、
そのまま吐き出すだけのスピーカーになってしまう。
その状態はまるで獣のようで、
ニートは獣の一歩手前まで行くことが度々あるようで、
それを躾けるとなると、
しっかりとした知識を持ったブリーダーが必要なんだ。
人間の尊厳というけれど、
人間の尊厳がプツンと切れる瞬間がある。
疲れたな、って思って、疲れが取れないとき叫びたくなったり、
自分の意に介さない時間が増えに増えた時、人として振る舞えなくなる。
人をやるのって想像以上に大変なことで、
これを守って毎日を過ごすにも時間と訓練が必要になるし、
自然自然に人間が出来ているようで、僕はまだ人間やれてないわけで、
人が人らしく振る舞うと、獣の反面みたいなものがありありと出てくる。
だから、本当にブリーダーが必要で、
手綱を引いてくれる支援者が必要になるんだ。
これを決まった量やりましょう、
たったこれだけのことを守るために、
毎日のハプニングを時々話さなきゃならない、
自分が抱えているハプニングを。
癖をつけようと思う、
どれだけ自分がハプニングを持っていて、
ブリーダーの手を焼くことになるかを知って、
そのハプニングを事前に提示できるようにする、
癖をつけようと思う。
そうでもしないと、
まだまだ働けない時間が続いてしまうだろうから、
本当は怠け者を働かせるプロフェッショナルが、
一杯いてくれたら、一番すばらしいんだけどね。